赤磐市周匝 整体院ホーピストの西村 章です。あっきーって呼んでください(^^)
はじめに
非常に多くの女性が生理痛に悩まされていることと思います。
そして、生理痛に悩まされている女性の多くは、妊娠のしづらさも感じていると思います。
生理痛は、ただ単に体が辛いというだけでなく、不妊にも大きく関わっています。
今回は、生理痛の分類と、その対処方法についてお話していきます。不妊に悩まれている方は、まずはしっかりと生理を改善しましょう!
生理(月経)とは?
月経(げっけい、英: menstruation)は、成熟した人間の女性および高等霊長類のメスの子宮壁の最内層の子宮内膜と呼ばれる層が、周期的に剥離・脱落する際に生じる生理的出血である。思春期に始まり(初経)、個人差はあるが、閉経時期までの間におよそ28日周期で起こり、通常4-7日間続く(正常月経周期:25-38日)。月経と同時かその数日前から不快な症状を感じる女性が多く、症状は月経前緊張症候群や生理痛(月経痛)と呼ばれ、生理痛は子宮筋が収縮し剥離・脱落した子宮内膜を腟へ排出する際に生じる収縮痛である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
いきなり難しい表現ですね、読む気なくします(^_^;)
生理について、簡単に説明します。
まず女性は、赤ちゃんを迎え入れるために、子宮の内側に膜を作ります。
ただし、その膜には消費期限があるので、定期的にその膜を捨てて、作り直さないといけません。
その捨てられた膜が、血液のような状態で出てきます。それが月経血です。
では、なぜ、赤ちゃんを迎え入れるために、子宮の内側に膜を作る必要があるのでしょうか?
それは、お腹の中に、赤ちゃん(受精卵)を留めるためです。つまり、赤ちゃん用のベビーベッドを作っているわけですね。
でも、そのベッドは常に新品でないといけません。そのため、定期的に生理になり、子宮をリセットしているのです。
このことから言えるのは、
生理とは、古くなったベッドを捨てる行為、つまり『排泄』である。
ということが言えます。
月経の改善は、妊娠へのステップ
排泄と言うと、排尿や排便をイメージするかと思いますが、実は、生理も排泄の一種なのです。
以前の記事、便秘その1、便秘その2でもお話しましたが、排泄がきちんとできていないと、どんなにいいサプリや、漢方薬を飲んだところで、その効果は十分に発揮できません。
生理も同じです。古くなった子宮内膜をきちんと排泄できていないと、次にいい子宮内膜が作れない、赤ちゃん(受精卵)のためのふかふかのベビーベッドが用意できないということになります。
つまり、せっかく受精卵ができても、着床しづらい = 妊娠しづらいということです。
生理痛を改善させることは、妊娠につながるステップだと考えてください。
生理痛は体からのサイン
では、なぜ生理痛があるのでしょうか?
本当なら、わざわざ痛みなんか感じたくないですよね(^_^;)
でも、生理痛に限らず、体が痛くなるのは、体からのサインです。
「これ以上無理したら、本当に体を壊しますよ~」
「ちょっと、休んでくださいね~」
「早く気が付いてくださいね」
というサインが、痛みの中には隠されています。
もし、それでも気がつかなかった場合は、サインさんの言葉がだんだんが荒くなっていきます。
「早く気付け、ボケーッ!」しまいには、サインさんが暴力的になります。気をつけましょう(^_^;)
月経の状態はどうですか?
でも、月経について気をつけるべきなのは、痛みそのものではありません。
痛みの有る無しよりも、月経の状態を見極めることが重要です。
あなたの月経血の状態は、どうなっていますか?
- 汚い
- 黒っぽい
- レバー状になっている
- 塊が出る
- 量が異常に多い
- 月経の期間が長い
もし、一つでも当てはまれば、あなたの月経は、上手くいっていない可能性が高いです。おそらく、生理痛もあると思います。
このような月経の状態になるには、必ず理由があります。
理由がわかれば、対処の方法があります。
それをひとつひとつクリアしていけば、月経の状態は次第に良くなっていきます。そうすれば、自然と生理痛もなくなります。
まずは、いい月経を迎えましょう。
月経の状態が悪い原因は?
それでは、月経血の状態が悪い理由は何なのでしょうか?
月経血の色が悪い。黒っぽい。
⇒ これは、排泄がきちんとできていないことが考えられます。つまり、古くなった子宮内膜をきれいに捨て切れていないということです。
出血が異常に多い。レバー状になっている。塊が出る。
⇒ これは、月経過多の状態です。ホルモンバランスが乱れていることが考えられます。そして、この原因は、『食べすぎ』や『油のとり方』に問題があります。つまり、体から排出しなければいけないものが多すぎる状態ということです。
とても強い生理痛がある
⇒ これは、子宮内膜症や、子宮筋繊維増殖症の可能性が高いです。受診をお勧めします。
正常な月経になるために
では、良い月経を迎えるためにはどうしたらいいのでしょうか?
まず、月経血の色が悪かったり、黒っぽい場合。これは、排泄がきちんとできていない状態です。
これには、子宮そのものの機能を改善する必要があります。骨盤の働きや、骨盤の中の状態もきれいにして、子宮の環境を整えてあげましょう。
セルフケア
セルフケアとしてできることをお伝えします。
1、2分でいいので、ご自分で下腹部にそっと手を当ててください。
そして、骨盤の内側や子宮がきれいになる様子をイメージして下さい。簡単な方法ですが、とても良く効きます。
食事を見直す
次に、出血が多かったり、レバー状、塊が出るような状態の場合です。
これは、食べすぎであったり、油のとり方が悪かったり、環境ホルモンの影響があったり、肝機能が低下したりしています。
食事について(まごわやさしい)や、油(オメガ3とオメガ6)について、環境ホルモンについては、それぞれ別の記事でお話します。
整体を受けて、内臓と頭蓋骨の調整をする
そうなんです。
さきほど、簡単なセルフケアの方法をお伝えしましたが、それだけでは不十分です。
セルフケアを行ってもらうことはもちろん大事ですが、まずは、それがどんな感覚かを知ってもらう必要があります。
一度、当院で内臓に対する整体を受けていただくことを強くおススメします。
整体院ホーピストの整体は、一般的な整体とはちょっと違います。
おそらく、普通の整体院で行う整体というのは、筋肉をマッサージしたり、関節をボキボキさせて整えたりする。というイメージではないでしょうか?
もちろん、それ自体を否定するつもりはありません。技術がある先生の施術は気持ちいいですし、実際に痛みが消えたりします。
ですが、その整体では、筋肉や関節の痛みは消えても、生理痛は改善しません。
当たり前ですね(^_^;)
腰をマッサージしたからといって、生理痛が楽になるのなら誰も苦労しません・・・
当院で行うのは、内臓の位置調整と機能回復、そして、脳脊髄液の循環を促す整体です。
専門的な話は省きますが、当院の整体を受けることで、内臓の調子がよくなり、ホルモンバランスも整います。
そうなれば、自然と生理痛も改善していきます。
当院の整体を受けて、生理が整ったという方はたくさんいらっしゃいます。
ただし、一回の整体ですべてが良くなるほど簡単なものでもありません。
やはり体質が改善していくためには、3ヶ月から半年はかかります。
時間がかかってもいいから、本当の健康を手に入れたいという方は、お気軽にご相談下さい!