「不妊治療をするにあたって一番大切なこと」 それは自然妊娠の仕組みを理解することから始まります。

市原市の不妊治療・体質改善専門の整体院ホーピストの西村有希子です。

ゆっきーって呼んでください。

病院で不妊治療をすれば、子供が授かる!そう思っている方はほとんどだと思います。体外受精の実施件数・・・・日本は世界一多いのに、出生率は世界最低レベルです。

なかなか妊娠しなくても、そのうち妊娠すると思いそのまま時が過ぎています。日本の技術が低いというわけでもありません。

私の周りの不妊治療を行っている方々は、とても頑張り屋さんで几帳面、病院の治療以外にサプリメントやよもぎ蒸し、ありとあらゆるものに挑戦している方々ばかりです。

何でこんなに頑張っているのに妊娠しないのだろう。周りの皆は次々に子供を授かる・・・。何で私だけ・・・。

まずは正しい効果的な不妊治療にあたっての知識を知ってください。なぜなら不妊とは、その自然の仕組みのどこかがうまくいかないために起きている現象なのです。

どんなに頑張っても的が外れていては妊娠に近づきません。

では、正しい知識を知るために、はじめに構造から説明していきます。

受精卵から胎児に成長するお部屋となる子宮についてです。

子宮は洋梨を逆さにしたような形をし、妊娠していないときは鶏の頭くらいの大きさです。

子宮から繋がって左右に細長い腕のような卵管がつき、同じく左右に卵巣があります。これらがそれぞれ定位置に固定する靭帯や栄養を供給し、ホルモンを届ける血管とともに骨盤の中におさまっています。

個人差はありますが、卵管の平均的な長さは10cm程です。太さについてですが、外径は卵管狭部と呼ばれる狭いところで5mm程です。内径については、これよりもずっと細い空間なんです。もっとも細い部分の直径は1mm程しかないのです。

そして、この卵管が手を伸ばすように伸びています。その伸びている先にあるのが、卵子の貯蔵庫である卵巣です。

皆さん、卵巣は楕円の球形でうずらの卵のような形を想像しているのではないでしょうか?

実は平たいのです。厚みが0.6~1.5cmの扁平な楕円形の臓器で、長径は2.5~5cmとかなり個人差があります。

生殖可能な年齢の女性の卵巣の中には、多数の休憩している卵子と、眠りから覚めて大きくなり始めた卵子があります。発育段階が異なるさまざまな卵胞の大きさがあるのです。

私たちは、自分の体のことを何も知らずに生きていますね。次回は『生命の始まりについて』説明していきます。

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