
赤磐市の不妊治療専門整体院ホーピストの西村 章です。あっきーって呼んでください(^^)
はじめに
人間の体の約60%は水分でできています。
60%という数字は、年齢や性別などによって変動があるものの、体の成分の半分以上は水分です。
ちなみに、レタスは95%が水分です。スイカは90%、リンゴが85%、サツマイモで65%くらい。
ということは、人間の水分量はサツマイモくらいということでしょうか?
うーん、よくわからない比較ですね(^_^;)
なんにせよ、人が生きていくためには、水分はとても重要な働きをしています。
人間の体には、血液やリンパ液、脳脊髄液などの体液がたくさん流れていますし、内臓や筋肉、脳などの細胞にも水分が多く含まれています。
もし、水分を一切取らなければ、人は5日も生きることはできないと言われています。
食べ物や酸素も大事ですが、水分も非常に大事ということですね。
一日に必要な水分量はどれくらい?
水がどれだけ大事かということはよくわかりました。
では、実際に人が『健康的に』生きていくためにどれくらいの水が必要なのでしょうか?
ここでは、あえて『健康的』と付けさせて頂きました。生命を維持できる最低限度の水ということではなく、快適に生活できるレベルを維持するための水分量ということです。
水分量が少ないと、便秘の原因にもなります。意外な感じもしますが、冷え性にも関係します。循環の問題ですね。
アメリカのメイヨー・クリニック(Mayo Clinic)という権威ある病院の研究によると、1日に必要な水分は、体重から割り出すことができるそうです。
その計算式とは、
- 30歳未満の場合は、体重 × 40 ÷ 990.5
- 30歳以上55歳以下の場合は、体重 × 35 ÷ 990.5
- 56歳以上の場合は、体重 × 30 ÷ 990.5
だ、そうです。うん、ピンときませんね(^_^;)
計算式だけではわかりにくいので、わかりやすいように、計算してペットボトルで表してみました。
ここでは、体重に対する計算なので、男女の違いはありません。


どうでしょう。結構多いなぁと思いませんか?
この数字は、あくまでも『水』です。コーヒーとかビールとか、ラーメンのスープのことではありません。あくまでも、水です(-.-)
僕の場合は、少なくとも2リットル以上の水を飲まなければいけません。
いやー、さすがに水だけでそんなには飲めませんね(^_^;)
でも、実際は、食事やその他の飲み物にも水分は含まれるので、その分を差し引いた分の水を飲めばいいそうです。
とは言え、食事や飲み物は、人によっても違いますし、その日によっても違うと思います。
コーヒーなどのカフェイン入りの飲み物は利尿作用があるので、逆に体から水分を出してしまいます。アルコールもそうですね。
塩分の多い食事も、体内の塩分濃度が上がるので、水分量が減ってしまいます。
カフェインやアルコールの後や、塩分の高そうな食事を取った後は、普段より大目の水を飲むようにして下さい。
その辺のことも加味しないといけないので、上記の水分量は目安として考えて下さいm(__)m
スポーツをした時の水分量について
上記の水分量は、普通の生活をしているときの水分量です。
スポーツで汗をかいたときや、肉体労働で汗をかいたとき、猛暑のときなどは、これに加えて、より多くの水分が必要になります。
アメリカスポーツ医学会という組織によると、30分間運動するごと(汗をかくごと)に、350mlの水分を取るように勧められています。
汗をかいているときは、こまめな水分補給が大事と言うことですね(^^)v
まとめ
人間の体は60%以上が水分。
健康的な生活を送るためには、一日に必要な水分量がある。
年齢と体重ごとに基準となる水分量があるので、それを目安にしっかりと水をとることが大事。
スポーツなどで汗をかくときは、それに加えて、こまめな水分補給を!