はじめに
赤磐市在住の70代女性Aさんについての症例報告です。
昨年、糖尿病と診断されたAさん。
その後、ご自身で食事改善をしたり、スクワットに取り組んだりと、かなりストイックに頑張っていたAさんのお話です。
Aさん同様に糖尿病で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
基本情報
【現病歴】糖尿病
【既往歴】卵巣嚢腫にて左右摘出 昨年:白内障手術
【症状】疲れ、だるさあり。足の痺れ(ジンジン)あり。左膝の痛み、その他、自覚症状なし。
【来院までの経過】昨年の4月頃、眼科受診にて採血の結果、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が14%と指摘される。
※ HbA1cとは、ヘモグロビンにブドウ糖が結合したもの。これにより直近1~2カ月の血糖値の平均血糖値がわかります。概ね5.5%未満が正常値。
血糖値は400mg/dlくらいあったとのこと。かなりビックリな数値ですね。
※ 血糖値とは、血液内のブドウ糖の濃度のこと。食前・食後で変動する。基準値は、空腹時で110mg/dl以下。
検査データの数値がこちら(ご本人の許可を得て掲載)
HbA1c | 血糖値 | ||
2019年 | 8月 | 12.7% | 321mg/dl |
10月 | 10.5% | 283mg/dl | |
11月 | 9.6% | 252mg/dl | |
12月 | 9.2% | 163mg/dl | |
2020年 | 1月 | 8.2% | 130mg/dl |
2月 | 8.1% | 163mg/dl | |
3月 | 8.0% | 192mg/dl | |
4月 | 8.0% | 211mg/dl | |
6月 | 8.2% | 202mg/dl | |
8月 | 7.5% | 143mg/dl |
2020年7月から整体院ホーピストに通われる。
8月には、HbA1cが 7.5% 血糖値が143mg/dlに。ともに数値が下がっている。
当院での経過について
昨年の夏頃から、かなりストイックに食改善をされたAさん。
以前は気にせずに食べていたお菓子を一切やめ、運動(スクワット等)を行っていました。
しかし、今年に入って血糖値などの数値が下がらないことをお悩みでした。
【来院目的】来院中の娘さんが当院を紹介。
ご本人は、糖尿病が少しでも良くなればとの思いで来院に至る。
(HbA1cの数値が下がってほしい)
【初回来院日】2020年7月17日(金)
【来院頻度】おおよそ週1回毎に来院!
【ビタノートにて尿検査】栄養状態を把握する目的で検査を行う。
100点満点中、84点と全体的には悪くない検査結果。
気になる数値はナトリウム過剰、酸化ストレスやや過剰、ビオチン、カリウムがやや少ないと結果が出た。
【運動やストレッチ】最近、スクワットをやめてから膝の痛みが軽減。その代わりに散歩40分程とストレッチをたまに行っている。
今までに、Aさんは一人で食事改善や運動をがんばり、かなり改善していました。
しかし、その後は数値が伸び悩んでいました。
そして、2020年7月から当院に来院するようなってから1カ月ちょっとで、数値に明らかな変化が出ました。
当院で行ったことは整体の施術、運動、セルフケアの仕方、食事指導です。
※ 施術との関係性は断定できません。効果には個人差があります。
通院当初、施術を受けているときのAさんは、体に力が入りやすく、力をうまく抜けない状態でした。
施術後は、特に良くなったという自覚症状もありませんでした。
当院に通うようになってからは、数値が6月と比べてHbA1cの数値が0.7%下がり、血糖値も59mg/dl下がりました。
また、最近は施術中に眠ることが多くなり、施術後、気持ちが良かったと言って下さるようになりました。
体や頭部の筋肉が緩み、全身がリラックスしている様子が見られています。
これは、自律神経にとって良い傾向と言えますね!
今後もHbA1cや血糖値の数値を経過観察して、継続して掲載する予定です。
掲載にご協力いただいたAさんに感謝いたします。今後とも一緒にがんばっていきましょう!
体に不調や痛みがある方
糖尿病の数値が高くて、食事改善しても数値が下がらない方
あきらめないでください!
どうしたら体質改善できるか?
どうしたら代謝を上げられるのか?
全力でお手伝いをさせていただきます!