フランスの産後ケアと日本の産後ケアの違い
今年の6月にママリュクスの講座に参加させていただきました。
本格的に9月からmamaluxe認定コースが始まり、現在も学ばせていただいています。
ママリュクスでは、産前産後リハビリ整体(骨盤調整+肋骨調整+内臓調整)はもちろんママさんの気持ちになって取り組んでいる団体です。
日本では、妊娠中やお産での手当ては手厚いですが、産後ケアに関してはフランスに比べてかなり遅れています。
フランスでは出産にかかる費用はすべて国が負担してくれます。
フランスでは無痛出産や、羊水検査も当たり前のように無料です。
日本は出産後、1カ月健診のみのケア(2週間健診があるところも)となっていて、異常がなければそれで終了です。
産後のケアはほとんど行われず、任意で行われています。
日本では産後の骨盤ケアをほとんど行っていないのが現状です。
産後の身体はボロボロの状態です。
肋骨や骨盤が開き、骨盤底筋(ぺリネ)にも大きなダメージを受けます。
そんな中で育児をスタートさせることでママ達はあらゆる苦痛に耐えながら育児をしているのです。
身体が整っていない状態では精神面にも影響を及ぼします。
産後うつ、虐待、産後の自殺など問題が深刻かしており、少子化も産後ケアを適切に終えていない国の現状があるとママリュクスは考えているのです。
ママリュクスでは、日本の産前産後ケアを当たり前の世の中にし、産前産後ママたちの肉体的、精神的な負担をなくすことに尽くしています。
【ママを笑顔にすることで、こどもの笑顔を作る。
それが家族の笑顔となり、日本の笑顔につながっていく。】
そんな世の中を作りたいのです。
子育て中のイライラの原因、ママのせいではなかった!
ついつい旦那さんにイライラしたりして冷たくてあたったり・・・
そんな自分を責めたりしていませんか?
それは産後の急激なホルモンバランスの変化の影響がイライラの原因でもあるのです。
イライラしてしまう理由は、母親の体内で分泌される「オキシトシン」が影響していることがわかってきたのです。
本来、オキシトシンは出産時や産後の授乳時、我が子と触れあっている時などに多く分泌されます。
脳に作用して、我が子や夫への愛情を強める働きをしています。
しかし、最近では愛情だけでなく、同時に「他者への攻撃性」を強める作用もあることが明らかになってきました。
たとえ夫であっても、育児に非協力的な人は「攻撃の対象」となり、イライラ感が強くなってしまうのです。
つまり、ホルモンの影響で女性は子供を守らなければと思うと、夫でも敵とみなしてしまうのです。
そこで身体も思うようにいかなければ尚更、子育てにイライラしてしまいますよね。
身体と心は一心同体です。普段は、家事や子育てに頑張っているママが今度はご自身を磨いてください。
妊娠前より輝ける一人の女性として整体院ホーピストは応援します。